就業者数(厚生労働省調べ)
就業歯科衛生士数について
(令和4年衛生行政報告例の結果より)
厚生労働省より令和4年末現在の就業歯科衛生士数について発表がありました。全国の就業歯科衛生士数は145,183人で、前回(令和2年末)の142,760人から2,423人の微増となりました。
詳細なデータについては、厚生労働省ウェブサイト(令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/22/ )で公開されています。
就業場所別にみた就業歯科衛生士
就業場所別では、「診療所」が最も多い130,806人(90.1%)、「診療所以外」は14,377人(9.9%)でした。
前回の結果と比較すると、「診療所以外」の就業者数が1,375人増加しており(前回比11%増)、その中でも「歯科衛生士学校又は養成所」の就業者数が762人増(前回比76%増)と顕著に増加していました。
年齢階級別にみた就業歯科衛生士数の年次推移
令和4年の就業歯科衛生士数を年齢階級別にみると、50歳以上の割合が、過去最高の26%になりました。2010年の結果(人数)を基準とすると、「50~54歳」では2.3倍、「55~59歳」では3.5倍、「60~64歳」では4.7倍、「65歳以上」では7.6倍と、いずれも大きく増加しました。このことから歯科衛生士が長期に渡って働ける職種になってきたことが示唆されました。
都道府県別就業歯科衛生士数
*図表について
本稿の図表は公開された厚生労働省のデータより、(公社)日本歯科衛生士会が作成しました。