歯科衛生士6つの魅力
歯科衛生士は、生涯を通して活躍できる「国家資格」です
国民の健康に直接寄与できる専門職。
やりがいを持って働けます。
お口の健康は全身の健康へとつながります。
昨今、生活習慣病等の発症に深く関与している歯周病が注目されており、予防による口腔保健の向上への社会的なニーズが高まっています。
国民の皆様の笑顔溢れる健やかな生活を守るためには、口腔健康管理のスペシャリストである歯科衛生士の存在が欠かせません。
このページでは、ご自身のライフステージに合わせて働きながら、国民の健康と福祉の増進に寄与できる歯科衛生士という職業の魅力をお伝えします。
3年で
取得可能
専門性が
高い
人や社会に
貢献できる
1多様な働く場があります
歯科衛生士の勤務先として最も多いのは歯科診療所です(※1)。次いで病院・市区町村・介護保険施設の順に多く、多様な働く場があります。
2022年度の歯科衛生士求人倍率は23.3倍と、非常に高くなっており(※2)、多くの歯科診療所が歯科衛生士を求めていることが分かります。
求人の数だけ選択肢があるため、ご自分に合った条件の勤務先を選ぶことができます。
2全国どこでも働けます
職業によっては、結婚等で転居する場合、通勤が困難になり辞めざるを得なくなったり、同じ職種での転職先を見つけにくいケースもあるでしょう。
しかし、歯科衛生士であれば、日本全国に67,137施設(※3)も歯科診療所があるため転居先でも仕事を探すことができます。
環境の変化があっても長く仕事を続けられる点は、歯科衛生士の強味のひとつです。
3プライベートも充実できます
歯科衛生士は一般的に夜勤がありません。
多くの歯科診療所は19時ごろに診療を終えます。急患が入ると残業となる場合がありますが、深夜まで長引くことはありません。勤務時間が安定しているのは(※4)、予約制で診察を行う歯科診療所が多いためです。
休診日は日祝と平日1日の場合が多く、有給を利用して連休を取るなど、プライベートな予定を立てやすい職業といえます。
4結婚・出産後も続けられます
歯科衛生士が女性に人気な職業である理由のひとつとして、復職のしやすさがあげられます。結婚・出産で一度離職し、ブランクがあったとしても、復職支援を受けることができます。
現在、歯科衛生士として活躍される方の半分は非常勤として働いています(※4)。このように、先輩ママたちは家庭や育児、介護等と仕事を両立しています。歯科衛生士は、ご自分のライフステージに合わせて一生続けることができる仕事なのです。
5たくさんの魅力のある仕事です
歯科衛生士へのアンケート(※4)では、歯科衛生士の仕事はやりがいがあると答えた人が80%以上いました。また、その仕事の魅力として「国家資格であり一生続けられる」「専門性の高い仕事である」「人や社会に貢献できる」などがあります。
6キャリアアップを目指せます
昨今、「障害者歯科」「老年歯科」「在宅療養」など、専門分野における口腔健康管理の重要性が高まっています。
日本歯科衛生士会では、各専門分野に貢献できるよう各種認定研修を行っています。高度な業務実践の知識・技能を有すると認められた歯科衛生士には認定証を交付しています。
認定歯科衛生士の資格を取得することで、ご自分の進みたい道へのキャリアアップを目指すことが可能となり、歯科衛生士としての活躍の場が広がります。
認定歯科衛生士について
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- 生活習慣病予防(特定保健指導)
- 摂食嚥下リハビリテーション
- 在宅療養指導・口腔機能管理
- 糖尿病予防指導
- 医科歯科連携・口腔機能管理
- 歯科医療安全管理
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- 障害者歯科
- 老年歯科
- 地域歯科保健
- 口腔保健管理
- う蝕予防管理
私たちと一緒に
歯科衛生士として働きませんか?
【参考文献】
- ※1 『令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/22/dl/kekka2.pdf)』厚生労働省, 2023.12
- ※2 『歯科衛生士養成教育に関する現状調査(https://www.kokuhoken.or.jp/zen-eiky/publicity/file/report_2023.pdf)』一般社団法人 全国歯科衛生士教育協議会, 2023.6
- ※3『医療施設調査(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m23/dl/is2310_01.pdf)』厚生労働省, 2023.10
- ※4 『令和2年歯科衛生士の勤務実態調査報告(https://www.jdha.or.jp/pdf/outline/r2-dh_hokoku.pdf)』公益社団法人 日本歯科衛生士会.2020,