禁煙推進宣言
喫煙は、歯周病や口腔癌発症などの原因となることが、医学的に明かにされています。
また、喫煙は喫煙者本人だけでなく、家族など周りの人々にも<受動喫煙>による健康被害をおよぼします。
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公益社団法人 日本歯科衛生士会は、国際歯科衛生士連盟(IFDH)と連携し、口腔と全身の健康を守るため「禁煙」を推進し、次のことを宣言します。
- 私達は、歯科衛生士自身の禁煙を推進します。
- 歯科衛生士学生に、たばこと健康の関連について教育をより一層充実させます。
- たばこが健康に及ぼす悪影響について、正しい知識を国民に普及・啓発します。
- 健康増進、歯科保健活動を通じて禁煙が実行できるよう、支援の充実を図ります。
- 受動喫煙を防止するため、保健医療福祉施設などの公共施設における禁煙・分煙の環境整備を推進します。
- 禁煙を推進する諸団体と協力して、たばこのない社会づくりに貢献します。
<日本歯科衛生士会の禁煙に関する情報発信>
機関紙「歯科衛生だより」 ウェブサイト「歯と口のお健康情報」
- 2022年 8月1日 新型タバコの本当のリスク
- 2014年10月1日 禁煙はバイオフィルムコントロール
<禁煙推進宣言の経緯>
国際歯科衛生士連盟(IFDH)の日(IFDH Day)は、毎年10月の第2水曜日です。
日本歯科衛生士会とIFDHは、口腔保健の向上を目的として、この日に取り組みを行っています。2006年10月11日、口腔と全身の健康を守るための「禁煙推進宣言」を発表しました。
2025年 5月 更新
2006年10月11日